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小説 2014.07.11 (金)
いつの間にか台風が過ぎ。。。
もとい、
いつ台風が来ていたかも分からないくらいだった静かな夜の読書の感想です。

湊かなえさんの「豆の上で眠る」。

mame.jpg

少女期に神隠しのように疾走した大好きな姉が2年後に保護されて帰ってきたけれど、
アンタ別人でしょ、どうなってんのー??という妹目線のお話です。

前半はつまらないのですが、中盤頃から少し面白くなってきます。
終盤にかけて謎が出てくるけれど、
あのネタばらしとラストで何をどう感じろと。。。
と困っちゃう作品でした。

登場人物にメンヘラが複数&ヤンデレまでいるっていうのは生理的に受け付けないです。
(-"-;A ...アセアセ
それにより迷惑をこうむる弱者(子供)や動物がいたので、なおさらでした。

誰が読んでも
「面白い!読んでよかった!」
となることはないのではないですかね。

周囲にこういう病んだキャラがいなくて困ったこともない人なら、
経験したことのない世界として興味深く読めるのかもしれません。

真の姉妹ってなんなのよ?みたいな問いかけがあるにしろ、
そんな価値観は人それぞれだし、
いろんな結論があっていいものだと思うので、
この問いかけにより考えてみようとも思いません。

この問いかけをした人物は冒頭からコソコソと逃げ回る行動をしており、
印象の悪さを重ねたうえで、
ラストでいきなりそう言って逆ギレするわけです。
の割に「自分はこんなに可哀そう」な回想を突然はさむので、
いやいやいや気の毒だとは思うけどその相手へ逆ギレするのは違うぞと。

大好きなお姉ちゃんを名乗る偽物への態度がぎこちないのは当たり前だし、
それに対して自分とちゃんと向き合ってくれない、
本当に血がつながってるのは自分の方なのにとキレるのはどうかと思います。

人をたばかったのはアンタでしょーという。

しかも逆ギレシチュエーションなので、
持ちかけによっては深い議論を呼ぶものだとも思うのですけど、
この場合は残念ながら読者をはっとさせるものでもないんですね。

疾走した少女の両親の行動も解せません。
どんな事情があろうとも、体の弱い娘(と思って育てていた子だったけど)を連れ去った相手を、
許すどころかかばうなんてできるんでしょうか。

そんな美談珍談が成り立つのなら、
そもそもこの家族にはじめから愛なんてなかったんじゃないかと思ってしまうくらいです。

ラストは全速力で読者を振り切るものでした。

だだーっと共感できない真実を語られ、
(共感させるには伏線不足だと思う)
ある登場人物のメンタルを滅多打ちにしてハイ終わりっ!
でした。

救いすら与えていません。
えっ、そんなひどいw

頭のおかしい人を集めたら、こんな話ができましたという感じですかね。

こりゃひでえ。
そんな作品です。




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